大人の食物アレルギーの種類や症状は?予防はできる?

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大人になってから突然発症する食物アレルギー実は、年々増えてきていることはご存知ですか?

もしかすると、あなたの体調不良は食物アレルギーが原因なのかもしれません。



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食物アレルギーの症状で怖いのは、アナフィラキシーショックですね。
食物アレルギーの症状は、その他にもたくさんあるようです。

体のあちらこちらの不調も、もしかするとアレルギーが原因かもしれないということですね。

我が家でも、恵方まきを食べた翌日に蕁麻疹がでた家族がいるんです。
たくさんの食材が使われている事に加えて、添加物も何種類もふくまれているので何が原因なのかは、わからないままでした。

そんな、まだまだわからない事が多い食物アレルギーについて、詳しく調べてみました!

まずアレルギーの種類からみていきましょう。

食物アレルギーの種類

遅延型食物アレルギーです。


大人になってから突然発症する食物アレルギーには、2つの型があります。


  • 即時型アレルギー

    食べ物を食べてから、30分以内に症状がでるものです。
    アナフィラキシーショックもこちらに含まれます。

  • 遅延型アレルギー

    食べ物を摂取してから、数時間から数日後に症状が現れるものです。
    症状が多岐にわたることや、すぐに発症しないので
    体の不調が、食物アレルギーによるとは気づかないことも多いといいます。


くわしい症状をみる前に、どのような食品でアレルギー発症がしやすいかを、みていきましょう。

orenjityuアレルギーを発症しやすい食べ物はこちら

食物アレルギーを発症しやすい食べ物です。

発症数の多い順番に、書かれています。

アレルギー食品です。出典:http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin425_2.pdf

表示義務のある7品目は、アナフィラキシーなど、重いアレルギー症状がでやすいものですね。


以前に問題になった洗顔石鹸のアレルギーは、石鹸に含まれていた
加水分解小麦(グルパール19s)
によるものでした。


洗顔石鹸を使うことで、皮膚や鼻や眼の粘膜に付いた原因物質が、吸収され、日々蓄積されていったことから、小麦アレルギーになったのです。

するとそのあと、普通に小麦食品を食べても、アレルギーを発症してしまうことに!

また、米よりも小麦のほうが、アレルギーになりやすいというデータもあるそうです。

ですが、皮膚にはバリアゾーンがあり、有害なものは吸収されないのでは?と思ってしまいますが、
皮膚が荒れていたりすると、バリアゾーンが不規則になり吸収してしまうのです。


さらに、最近はスキンケア用品や、シャンプーにも薬草や、草木などの自然な成分が配合されていることが多くしらない間に身体が反応し、アレルギーになっていることもあるのです!


実は、私も場合も、自然な成分をうたっているスキンケアやヘアケア商品は、あわないことが多いんです。

スキンケアでは、お試し商品でたくさんの赤い湿疹がでたことがあります。

湿疹は、その商品を使うのをやめると、1週間ほどでなおりました。

それからは、自然な成分が配合されていない商品を選んで使うようにしているんです。
使い始めて2,3日してから、湿疹がでたので遅延型になるのかなと思います。


では、2つの型のアレルギーには、どのような症状があるのかをみていきたいと思います!

即時型アレルギー

一般的に植物アレルギーといわれるものは、こちらです。

この症状は、原因になる食物を食べてから、普通は30分以内ごろから、起きるというものです。

即時型アレルギーの症状は、次のような部位に症状があらわれやすいです。

即時型アレルギーの発生する部位です。
出典:http://www.ajinomoto.co.jp/products/anzen/know/f_allergy/index_02.html


即時型アレルギーでは、一番多いのは皮膚の症状ですね。
さらに具体的に、みてみました。


皮膚・粘膜の症状[皮膚症状]
かゆみ・じんましん・腫れ・湿疹・皮膚が赤くなるなど。
[眼の症状]
結膜の充血や腫れ・眼のかゆみ・流涙・まぶたのむくみ。
[のどの症状]
口腔や唇、舌の違和感・腫れ・のどが圧迫された感覚・声がれ・のどのかゆみ・イガイガ感。

呼吸器の症状くしゃみ・鼻汁・鼻づまり・呼吸困難・せき・呼吸する時にゼイゼイ、ヒューヒューなどの雑音がする。
消化器の症状腹痛・嘔吐・下痢・血便。
全身症状[アナフィラキシーショック]
頻脈(心拍数の急な増加)・ぐったりする・意識障害・血圧低下。


一番重症なのは、アナフィラキシーショックですね。

この症状は、アレルギーが原因で、多臓器の症状が全身にでる状態です。

アナフィラキシーは緊急を要する状態なので迷わずに救急車を呼び、病院で診断してもらいましょう。

いつも食べている食品を食べたあとでも、何かいつもと違う感覚になったら、アレルギーを疑い、詳しくしらべていただくといいですね。





遅延型アレルギー

即時型アレルギーと対照的なのが、遅延型アレルギー。

こちらは、食べ物を食べてから、数時間から数日後にアレルギー症状があらわれるというもので、最近、増えていることで注目されてるものです。

遅延型アレルギーは、いつも日常的に食べているもの、または食べる頻度が高く、好きなものだったりするというも!

好きなもので、毎日食べているうちに、知らない間に、遅延型アレルギーを発症して体調が悪くなっていることもあるんです。


なので遅延型アレルギーで注意が必要なのは、
体調不良が食物と関係していることに、気付かない
場合が多いことです。


そんな、遅延型アレルギーであらわれる症状には、次のようなものがあるといいます。


頭部の症状頭痛・めまい・慢性中耳炎・慢性副鼻腔炎・慢性鼻炎・口内炎
精神・神経の症状睡眠障害・集中力の低下・感情の起伏・不安や焦燥感・抑うつ症状・活動過多や小児の不機嫌。
胸部の症状不整脈・胸痛・動機・喘息。
筋肉や関節の症状関節炎や筋肉痛。
皮膚・泌尿器の症状にきび、肌荒れ・アトピー性皮膚炎・発汗過多・頻尿・小児の夜尿症など。
その他の症状慢性疲労、倦怠感・血圧の異常・むくみや体重の増加。

全身にあらわれ、精神や神経的な症状まであるというと、食べ物と関連づけるのは、なかなか難しいですね。


そんな場合は、病院でアレルギー検査をうけてみることも、体調不安の解消に役立つのではないでしょうか?


pint1大人の食物アレルギーへの予防や対策

大人になってから発症した、食物アレルギーは治りにくいといわれます。

またアレルギーは、遺伝的なものが多いと思いがちですが、突然発症する大人の食物アレルギーには、まったく違った、メカニズムがあったのです。

その予防方法や対策法については次のようなものがあります。

ポイントを詳しくかきます。


  • アレルゲンを特定する

    アナフィラキシーなど重い症状がでる原因物質を特定し、食べることを避けます。

    症状にあわせて、抗ヒスタミン薬や内服薬・気管支拡張薬エピペン注射などを処方してもらいます。

  • 乳酸菌類を摂る

    乳酸菌類を摂ることで、腸内環境を整えると免疫細胞が活性化し、免疫システムを正常にするといわれています。

  • DHA・EPAを摂る

    不飽和脂肪酸のDHAやEPAは、アレルギー症状を緩和するといいます。
    DHAやEPAは魚類に、たくさん含まれているので、旬の魚を食べるようにしましょう。

    魚が苦手な人は、サプリメントでとってもいいですね。

  • 抗酸化作用のあるビタミンを含む食品を摂る

    ビタミンA・β-カロテン・ビタミンC・ビタミンEを多く含む食品を食べるようにします。

    緑黄色野菜に多く含まれていますが、補助的には、サプリメントで摂るのもいいかと思います。


  • 栄養バランスよい食事と睡眠や休養で免疫力をあげる

    バランスの良い栄養と、良質な睡眠やストレスを軽減した生活で、身体の免疫力をあげましょう。

    栄養・休養・睡眠の基本的な習慣を、普段から心がけることが大切ですね。


  • 手あれや肌荒れに注意

    意外なのですが、手あれなどお肌が荒れていると、毎日お肌に触れる食品やスキンケア成分が、吸収されやすくなってしまいます。

    なので、手あれやお肌の荒れに注意することもアレルギー予防のためには大切なこと。


まとめ

大人になってから突然発症する食物アレルギーについて、みてきました。

大人の食物アレルギーの原因についてはこちらをご覧くださいね♪

大人の食物アレルギー!その意外な原因とは?

アレルギーの原因になる食物は、日常的に身の回りにあって、よく食べているものばかりですね。

予防するためにも、一度病院で検査をしてもらってアレルゲンになりうる食品を、知っておくことも大切かなと思います!

検査で陽性でも、実際にはアレルギー反応はでないこともよくあるそうですが、注意することができますものね。

さらに、一番大切なことは、腸内環境を整えて、免疫機能を活性化することなのではと思います。

腸内環境が健康を左右するといっても、間違いではないくらいに、大切なもの。

日々の生活から、改善できると良い結果が期待できそうですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






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