「色」は私たちの心身の健康に、大きく影響していると言われますね。
赤色は情熱的でエネルギーや生命力に満ちた色。
血行を良くし身体を温めてくれる色で、消費意欲も増すと言われます。
逆に青色は、興奮状態を静める効果や集中力が増す色ですね。
服や靴の色で考えても、身に着けていて落ち着く色とそうでない色があります。
このように、色は私たちの心身の健康に大きな影響を与えているのです。
では夢の中にあらわれる色には、どのような意味やメッセージがあるのでしょうか?
今回は色の夢の意味と、18色の色が象徴するメッセージについて見ていきたいと思います。
色の夢の基本的な意味とは
色が印象的な夢を見ることがありますね。
モノトーンのような夢の世界に、はっきりとした色のシンボルはとても印象的。
そんな夢の中の色には、あなたの心身や運気の状態が反映されています。
全体的に、明るく心地よさを感じる色の夢は幸運な暗示。
恋愛運や健康運・成功運など、全体的な運気が上昇していることをあらわします。
基本的に、色の夢は明るく鮮やかなほど良いとされ、霊的にも高次元の夢。
注意が必要なのは、くすんだり暗い夢の場合です。
同じ色の夢でも暗い印象の夢は、基本的に運気の低下を暗示するもの。
恋愛運や健康運、成功運などが下がることを示しています。
実生活でも、行き詰まり感を感じているのでは?
暗い色の夢をみたら、些細な事にも十分に注意して生活しましょう。
色の夢の基本的な意味をみてきました。
つぎに具体的に18色の色が表す意味とメッセージについてみていきましょう。
18色の色別の意味とメッセージ
黒色
黒色は、無意識の象徴。
自分の心の奥に秘められた感情を暗示しています。
不安や絶望、困難・悲しみ・孤独など、ネガティブな精神状態を反映することも。
喧嘩やトラブルが起きる可能性があるので、注意が必要です。
さらに、体調の低下をあらわすことも。
夢の中で黒い服を着ている場合は、身内や親しい友人の葬儀に出席する可能性を暗示。
予知夢のこともあるので、注意しましょう。
ですが黒い色が印象的な夢の場合でも、楽しい気持ちが残る場合は吉夢です。
目的を成し遂げるという、強い運気のあらわれです。
暗闇が広がる夢の場合は、突発的なハプニングやトラブルが起こりそうなくらいに緊迫した現状を教えるものです。
黒色いが印象に残る夢は、冷静に思い出して正確に読み解きましょう
白色
白色は、純潔・潔癖さ・清々しさ・潔白・誠実さを象徴する幸運の色。
願い事が叶う色でもあります。
白い蛇や馬の夢は、仕事運や金銭運がアップ。
嬉しい出来事が訪れそうです。
ですが良い意味ばかりでなく、夢の中で白い服を着ていたら、死や病気の暗示。
特に病人や体の弱い人の場合は、体調が悪化する恐れがあります。
また、夢の中で服が白く変わっていく場合は、恋人の心変わりを表すもの。
心があなたから離れてしまいそうです。
さらに、白色には、自分を守りたいという思いもあります。
そのため、潔癖すぎたり純粋すぎて報われない現実も。
恋愛に強い憧れを持ちながらも、一歩が踏み出せない人も多いようです。
自分を守りたい思いが強いために、消極的になり幸せ
たとえば、恋愛にあこがれているのに、踏み出せないのです。
自分を守りたい心理が消極さにつながり、幸せを遠ざけているのです。
赤色
赤色は情熱や怒り・魔除けや勝利のシンボル。
情熱や生命エネルギーの高まりを象徴。
激しい恋愛感情や性的誘惑・やる気・勇気・行動力を暗示します。
特に派手な赤には、恋愛面での警告の意味が示されているもの。
情熱のままに行動し失敗する傾向が強いです。
夢の中のあなたが赤い服を着ていると、情熱的、行動的になっていることを表しています。
赤い花が印象的な夢の場合も同じ意味です。
暗い赤色の場合は、滞った血液を示すもので体調の変化に対する警告夢となります。
病気やケガにも注意が必要です。
青色
青色は、高い精神性や知性を象徴し、清らかさや幸運シンボル。
落ち着いた性格で、知性的な人生観を持つ人が見ることが多い夢です。
海をあらわすマリンブルーは、直観力を、天や空をあらわすスカイブルーは精神的な高まりを暗示。
明るい青色の夢なら、困ったときでも、味方に救われるという運気アップの吉夢。
暗い青色の夢なら、味方してくれる人も現れず孤立してしまうという暗示です。
そのために、憂鬱な気持ちを抱えることになりそうです。
恋人が夢の中で青いシャツを着ている場合、現在の恋愛の行方を示すもの。
この恋愛は、情熱的でなくクールな友達関係に近い感情のようです。
黄色
夢の中の黄色は、光や太陽の象徴。
明るさや陽気さ、楽天的・希望をあらわす吉夢です。
直感が磨かれ、幸運を引き寄せるでしょう。
黄色の明るいエネルギーは元気やパワーの証。
黄色のもつ楽天的な遊び心は、時には軽薄さや快楽主義と思われることも。
あまり楽天的に考えすぎると、わがままや甘えととられることもありそうです。
一方で濁った黄色の夢は、成功する直前にアクシデントに見舞われる可能性があります。
オレンジ色
オレンジ色は、恵みや豊かさ、生命力を象徴。
エネルギーの充実や温厚な性質も意味するものです。
はつらつとした輝きや潤いを表す色でも。
エネルギーが充実しているときなので、困難な問題もクリアし成功をつかめるでしょう。
緑色
緑色は、自然をイメージする色。
生命力や豊かさ・生命力・成長する力を象徴します。
さらに、緑は平和や安全のシンボルでも。
緑色はいやしや安らぎを象徴し、抑圧からの解放を意味するもの。
美しい緑色が印象的な夢なら、健康状態が良くなる暗示です。
また、恋愛面でも、理想的な愛の発展が望めるでしょう。
ですが、不快に感じる緑色や、濁った緑色の夢は凶兆です。
あなたが解決が困難な問題を抱えていることを表しています。
紫色
紫色の夢は、高貴さや気高さの象徴。
紫色は、気品や奥ゆかしさ、深い知恵・献身的な態度を表しています。
また紫の夢は、謙虚さや内向性も示しています。
紫色の夢をみたあなたは、理想が高いタイプ。
そのため、何事においても気高い理想を追いがちです。
そんなあなたに対し周囲の人は、「近寄りがたい」と感じているようです。
そのことを、あなたは悩んでいるのです。
紫色の夢をみたら、日々の言動を振り返ってみましょう。
紺色
紺色の夢は、聡明さや権威、義務を象徴。
高い精神性や知性をあらわす青色がさらに成熟し、聡明さや権威、義務感を意味しているのです。
この夢をみたあなたは、心身に疲れが溜まっているようです。
果たさなければいけない事があるという強い義務感がストレスになっているのかも。
仕事運は順調ですが、日ごろの疲れから緊張感を失っている時に見る夢です。
義務を果たすことは大切ですが、少し一休みし心身を癒し、英気を養いましょう。
灰色
灰色の夢は、倦怠感や沈んだ気持ち、陰気・寂しさを象徴。
運気が低迷し、スランプに陥り気持ちが後ろ向きになっていることを意味しています。
失敗や挫折、逃避など、仕事や恋愛にも発展が望めそうにない時です。
灰色が印象に残る夢をみたら、少し一休みと考えましょう。
この状態が永遠に続くことはありません。
今は、我慢のときと考え力を蓄え、発展できる時期を待ちましょう。
茶色
茶色は、草木を育む大地の色。
母親のような無条件の愛や豊かさ、安定感・温かさ・調和・強調性などを象徴。
思いやりのあらわれで、見返りを期待しない愛情のあらわれでも。
明るく美しい茶色の夢は、健康運や金運がアップすることを暗示しています。
一方、暗い茶色は、体調不良やあなたの気持ちが保守的になっていることを示しています。
夢の中で茶色を勧められるのは、『もっと落ち着いて堅実な生き方をするように』という暗示。
水色
水色の夢は、恋愛に伴う気持ちや、新鮮さ、変化などを象徴。
水色は色彩ですが、水そのものと解釈する場合も多いです。
その意味からも美しい水色の夢は、素敵な恋愛をしていて幸せに包まれていることを意味するもの。
すでにパートナーがいる人も、関係性が良好で幸福感に満ちた毎日を送っていることをあらわします。
いっぽう濁った水色の場合は、運気が低下気味。
あなたはネガティブな精神状態に陥っているということ。
恋愛願望や恋愛に伴う不安や、不満を持っていることを意味しています。
クリーム色
クリーム色の夢は、平穏な家庭を象徴。
運気アップの吉夢です。
平和や家庭的な喜び、母親の愛情などを意味する穏やかな色です。
あなたは思いやりのある人で、周りの人たちの気持ちを尊重しながら行動できるでしょう。
クリーム色は、家庭的な幸福を優先する人が好む色といえるでしょう。
ピンク色
ピンク色の夢は、幼い感情や愛情・やさしさ・甘えを象徴。
恋のときめきやロマンチックな感情のあらわれです。
ピンク色には、心の傷をいやす意味もあり、包み込むような優しさを意味しています。
ですが、人に甘えたい、頼りたいという幼い感情の表れでも。
ですが、そんなあなたをかばいたくなるようなお相手に、巡り合えるという幸運も持ち合わせているのです。
透明
透明は、透明な心、魂の浄化を意味しています。
神仏の境地にもつながる悟りや永遠を象徴。
透明で神秘的といえば、水晶が連想され
霊感や瞑想、予知、無限エネルギーや宇宙の波動を表わすもの。
この夢をみたあなたは、頭脳明晰で自分の考えをしっかり持っているようです。
金色
金色の夢は、未知なる能力の暗示で深い知恵や真理、崇高さを象徴。
金色は神仏のイメージに繋がり、強力なエネルギーの象徴です。
偉大な力に守られていることや、高次元からの導きを意味するもの。
金色は未知なる能力の暗示、「お告げ」がもたらされることが多いといいます。
特別な能力を授けられるときに見る夢で、一生に一度あるかどうかという貴重な夢です。
銀色
銀色は金色に次いで貴重なもので、優れたものの象徴。
銀色の夢は、心の満足感や高い人格、徳・教え・求道者を意味します。
仏教を例にとると、菩薩のような存在なのだそう。
菩薩は修行すれば如来になれる存在なので、可能性や発展性の暗示とされます。
安心と愛を手に入れ、運勢を自分の力で引き寄せることができる人。
人生の成功が約束された人といえそうです。
虹色(レインボーカラー)
虹色の夢は、吉凶両面で運命が大きく変化することを象徴します。
夢の中の虹は、日食や月食などと同じ自然現象ですね。
自然現象の夢は、大きな身辺変化の暗示と捉えられます。
虹の夢で吉夢なのは、青空にさわやかな虹があらわれる場合です。
虹色の色合いが強い場合や、鮮やかすぎる虹色の場合、運気上昇の一面もありながらもその反面、運気の停滞をあらわす場合もあるもの。
健康運の低下やトラブルや災難の前兆のことがあります。
まとめ
夢の中の色が持つ基本的な意味と、17の色のメッセージについてみてきました。
夢はモノクロの場合が多いと感じませんか?
ですが、実は全ての夢は現実社会のように、色がついているのだそう。
夢を見た人が、色を認識するかどうかで、違っているのです。
その人の色の記憶に左右されるということなのです。
なので、色の印象が残る夢はあなたに強いメッセージを送っているのかもしれませんね。
そして、夢は忘れやすいもの。
目覚めてから10分以内には、90%の夢を忘れてしまうといいます。
夢からのメッセージを受け取るためにも、忘れないうちに夢日記に、記録しておくといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。