八月の和名は「葉月（はづき）」。
八月は八日に立秋をむかえ暦の上では「秋」が訪れます。

秋といえば木の葉の紅葉がすすみ、落葉樹の葉が落ちる月。
「葉月（はづき）」の由来は、葉が落ちる、「葉落ち月（はおちづき）」が略されたものと言う説が有力です。

別名には、「穂張り月（ほはりづき）」「木染月（こぞめづき）」「紅染月（べにぞめづき）」「秋風月（あきかぜづき）」「雁来月（かりくづき）」などがあります。

そんな2023年8月の十二直・二十八宿などのお日柄をカレンダー一覧にしてみました。

2023年令和5年8月の十二直・二十八宿お日柄カレンダー一覧

こちらの十二直・二十八宿お日柄カレンダー一覧では干支や三隣亡、不成就日、六曜（大安・友引など）十二直や二十八宿、下段も、記載しています。
次のようにわかりやすく記載してみました。

◎天赦日
◎一粒万倍日
〇大安
〇寅の日
×不成就日
×三隣亡

また、おすすめの度合いを★の数であらわしています。

• ・寅の日：★★
  
• ・天赦日：☆☆
  
• ・一粒万倍日：★★
  
• ・大安：★★
  
• ・十二直・二十八宿の吉日：★★
  
• ・下段の吉日：★★
  

より良い日を選ぶために、次の日は★をつけていません。

• ・不成就日（何事も成就しないとされる日）
• ・三隣亡（建築関係の凶日ですが、婚礼は家庭を築く意味から避けた方が無難な日）
• ・●黒日（下段：特別の大凶日。葬儀だけは妨げなし）
• ・十し（下段：十死日と書き十はことごとくの意味。婚礼・葬儀は特に大凶）
• ・ぶく日（下段：吉事も凶事も繰り返す。婚礼葬儀に特に凶）
• ・ぢう日（下段：ぶく日と同じ意味）
• ・めつもん（下段：大悪日で何事も成就しないという日）
• ・凶会日（くえにち）（下段：悪事の集まる凶日。婚礼、旅行などすべてに悪日である。）

2023年8月1日の暦

干支：辛卯（かのとう）
九星：九紫
行事：水の日・諏訪お舟祭・大宮氷川神社例祭・身代り不動尊火難除・病難除・がん封
△友引（昼以外の時間は吉）
〇なる（成）
〇尾（び）
〇神よし
★★★★★★

2023年8月2日の暦

干支:壬辰（みずのえたつ）
九星：八白
行事：満月：3時32分・青森ねぶた祭・八戸三社祭
△先負（午後は大吉）
×おさん（納）
×箕（き）
〇大みゃう
★★

2023年8月3日の暦

干支：癸巳（みずのとみ）
九星：七赤
行事：秋田竿灯籠・多賀大社萬燈・広島厳島神社管弦祭
×仏滅
〇ひらく（開）
〇斗（と）
〇母倉
★★★★★★

2023年8月4日の暦

干支：甲午（きのえうま）
九星：六白
行事：久留米祭・新潟祭
◎天赦日
◎一粒万倍日
×三隣亡
〇大安
×とづ（閉）
〇牛（ぎゅう）
◎百事妨なし

2023年8月5日の暦

干支：乙未（きのとひつじ）
九星：五黄
行事：山形花笠祭・桑名石取祭
×赤口
〇たつ（建）
×女（じょ）
〇大みゃう
★★★★

2023年8月6日の暦

干支：丙申（ひのえさる）
九星：四緑
行事：広島平和記念日・仙台七夕・東京佃祭
△先勝（午前は吉・午後は凶）
×のぞく（除）
×虚（きょ）
〇神よし
★★

2023年8月7日の暦

干支：丁酉（ひのととり）
九星：三碧
行事：鼻の日・下関忌宮数方庭祭
◎一粒万倍日
△友引（昼以外の時間は吉）
〇みつ（満）
×危（き）
〇神よし
★★★★★★

2023年8月8日の暦

干支：戊戌（つちのえいぬ）
九星：二黒
行事：立秋・御嶽山雲上大御神火祭
×不成就日
△先負（午後は大吉）
〇みつ（満）
〇室（しつ）
〇神よし

2023年8月9日の暦

干支：己亥（つちのとい）
九星：一白
行事：長崎原爆の日・京都清水寺千日詣り・宝塚中山寺夏江式
×三隣亡
×仏滅
〇たいら（平）
〇壁（へき）
×ぢう日

2023年8月10日の暦

干支：庚子（かのえね）
九星：九紫
行事：立山安房神社祭
◎一粒万倍日
〇大安
〇さだん（定）
〇奎（けい）
×ぶく日

2023年8月11日の暦

干支：辛丑（かのとうし）
九星：八白
行事：山の日・高知よさこい祭
×赤口
〇とる（執）
〇婁（ろう）
×●黒日

2023年8月12日の暦

干支：壬寅（みずのえとら）
九星：七赤
行事：徳島阿波踊り（15日まで）
〇寅の日
△先勝（午前は吉・午後は凶）
×やぶる（破）
〇胃（い）
〇大みゃう
★★★★★★

2023年8月13日の暦

干支：癸卯（みずのとう）
九星：六白
行事：月遅れお盆迎え火
△友引（昼以外の時間は吉）
×あやぶ（危）
〇昴（ぼう）
★★

2023年8月14日の暦

干支：甲辰（きのえたつ）
九星：五黄
行事：奈良春日大社万灯籠
△先負（午後は大吉）
〇なる（成）
〇畢（ひつ）
〇大みゃう
★★★★★★

2023年8月15日の暦

干支：乙巳（きのとみ）
九星：四緑
行事：月遅れお盆・終戦記念日・全国戦没者追悼式
×仏滅
×おさん（納）
×觜（し）
〇神よし
★★

2023年8月16日の暦

干支：丙午（ひのえうま）
九星：三碧
行事：新月：18時38分・月遅れ盆送り火・三嶋大社祭・京都・箱根大文字・松島灯籠流し
△先勝（午前は吉・午後は凶）
〇ひらく（開）
〇参（しん）
〇神よし
★★★★★★

2023年8月17日の暦

干支：丁未（ひのとひつじ）
九星：二黒
行事：滋賀建部夏祭
△友引（昼以外の時間は吉）
×とづ（閉）
〇井（せい）
〇神よし
★★★★

2023年8月18日の暦

干支：戊申（つちのえさる）
九星：一白
行事：伝教大師誕生会・千葉だらだら祭
◎天赦日
×不成就日
△先負（午後は大吉）
〇たつ（建）
〇鬼（き）
◎よろづよし

2023年8月19日の暦

干支：己酉（つちのととり）
九星：九紫
行事：秋田花輪ばやし
×仏滅
×のぞく（除）
×柳（りゅう）
×十し

2023年8月20日の暦

干支：庚戌（かのえいぬ）
九星：八白
行事：鎌倉市鎌倉宮祭
〇大安
〇みつ（満）
×星（せい）
〇百事よし
★★★★★★

2023年8月21日の暦

干支：辛亥（かのとい）
九星：七赤
行事：
×三隣亡
×赤口
〇たいら（平）
〇張（ちょう）
〇大みゃう

2023年8月22日の暦

干支：壬子（みずのえね）
九星：六白
行事：
◎一粒万倍日
△先勝（午前は吉・午後は凶）
〇さだん（定）
×翼（よく）
〇天おん
★★★★★★

2023年8月23日の暦

干支：癸丑（みずのとうし）
九星：五黄
行事：処暑
△友引（昼以外の時間は吉）
〇とる（執）
〇軫（しん）
×●黒日

2023年8月24日の暦

干支：甲寅（きのえとら）
九星：四緑
行事：京都地蔵ぼん・秩父四萬部寺大施食会
〇寅の日
△先負（午後は大吉）
×やぶる（破）
〇角（かく）
×ぶく日

2023年8月25日の暦

干支：乙卯（きのとう）
九星：三碧
行事：東京亀戸天神祭
×仏滅
×あやぶ（危）
〇亢（こう）
〇神よし
★★★★

2023年8月26日の暦

干支：丙辰（ひのえたつ）
九星：二黒
行事：富士吉田火祭
×不成就日
〇大安
〇なる（成）
〇氏（てい）
〇大みゃう

2023年8月27日の暦

干支：丁巳（ひのとみ）
九星：一白
行事：神奈川大山阿夫利神社秋季大祭・愛知一色大提灯
×赤口
×おさん（納）
〇房（ぼう）
〇月とく
★★★★

2023年8月28日の暦

干支：戊午（つちのえうま）
九星：九紫
行事：
△先勝（午前は吉・午後は凶）
〇ひらく（開）
×心（しん）
〇神よし
★★★★

2023年8月29日の暦

干支：己未（つちのとひつじ）
九星：八白
行事：
△友引（昼以外の時間は吉）
×とづ（閉）
〇尾（び）
〇神よし
★★★★

2023年8月30日の暦

干支：庚申（かのえさる）
九星：七赤
行事：
△先負（午後は大吉）
〇たつ（建）
×箕（き）
〇大みゃう
★★★★

2023年8月31日の暦

干支：辛酉（かのととり）
九星：六白
行事：満月：10時36分
×仏滅
×のぞく（除）
〇斗（と）
×十し

2023年8月で縁起の良い日

①8月１日（火曜日）友引の吉日

8月１日（火曜日）

干支：辛卯（かのとう）
九星：九紫
△友引（昼以外の時間は吉）
〇なる（成）
〇尾（び）
〇神よし
★★★★★★

友引で、なる（成）の吉日です。
成就達成を願うことを開始.するのに最適な日。

婚礼をはじめとするお祝い事や、移転や開業開店などの新規の事始めにとても縁起の良い日です。

二十八宿の尾（び）は、婚礼や結納、入籍、移転、開店や新規の事始めに用いて吉の意味があります。

下段の神よしには、神事祭礼やお宮参りに良いという意味がありますが、不浄なことに用いると凶となります。

友引の日は大安に次いで縁起の良いとされる人気の日。
友引の日は、昼の時間帯（11:00～13:00）をさけて用いられるといいですね。

②8月14日（月曜日）先負の吉日

8月14日（月曜日）

干支：甲辰（きのえたつ）
九星：五黄
△先負（午後は大吉）
〇なる（成）
〇畢（ひつ）
〇大みゃう
★★★★★★

先負でなる（成）の吉日。
自分の中で成就達成させたい事柄に用いると縁起の良い日です。

十二直のなる（成）は、成（なる）の意味を含んでいるため、新規の事始めには全て成就達成の結果を得る日とされます。ただし訴訟事や談判事に用いるのは凶の日。

二十八宿の畢（ひつ）には、神仏の祭祀や婚礼、建築関係の棟上げや屋根ふき、取引の開始などにすべて吉という日。

そして下段の大みゃうは太陽の光がすみずみまで照らすという日。

建築関係の行事や婚礼、結納、入籍などのお慶び事に、開店開業、移転、旅行などの吉事善事にもちいると大吉という縁起の良い日です。

先負の日の午後は大吉なので、午後の時間帯を用いられると良いですね。

③8月16日（水曜日）先勝の吉日

8月16日（水曜日）

干支：丙午（ひのえうま）
九星：三碧
△先勝（午前は吉・午後は凶）
〇ひらく（開）
〇参（しん）
〇神よし
★★★★★★

先勝の吉日。
新規の取引の開始やお祝い事に用いると良い日です。

十二直のひらく（開）には、「神使（しんし）天険（てんけん）を開通する」という意味があります。

神使（しんし）とは、神の使者（使い）を表すもので、哺乳類から鳥類、爬虫類、想像上の生物まで幅広く存在します。

有名なのは大黒天の使いの「鼠」や弁財天の使いの「蛇」稲荷神社の「狐」などのような存在。

天険（てんけん）とは、自然の要塞のような場所で、そこを開き通じさせてくれるとうこと。

難関をクリアできたり、成果を上げることができるように後押ししてくれそうですね。


二十八宿の参（しん）は、新規取引の開始やお祝い事、物品の仕入れや倉庫に納入することに吉の意味があります。

そして下段の神よしは、神事祭礼やお宮参りに良い日。ただし不浄なことには用いると凶となります。

先勝の日は、午前中が吉なので午前中の時間帯を用いられると良いですね。

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最後までご覧いただきありがとうございました。