フルーツゼリーがおいしい季節ですね!
あのプルンとした食感!
たまらないですね(v´∀`)ハ
ゼリーのようなプルンプルンのお肌になりたい!!なんて(*^.^*)
ところでゼラチンとコラーゲンは
同じものだってことご存知でしたか?
コラーゲンといえば女性にはと~っても魅力的な美容成分♪
コラーゲンドリンクやら、サプリでしっかり摂りいれたいな~
でも、続けていくには高価だしゼラチンとコラーゲンが同じならゼラチンを毎日食べればいいんだ(´ー`*)ウンウン
なんて短絡的になっとくした管理人。
ゼラチンを毎日食べ続けようと決心していた矢先!
ゼラチンアレルギーがあるというショッキングな事実を知りました。
もしも、あなたがご存知だったらスルーしてください。
そして管理人のように知らなかったよという方は、どうぞ読み進めてくださいね♪
まず、ゼラチンとコラーゲンの関係からみていきましょう。
ゼラチンとコラーゲンは同じもの?
ゼラチンとコラーゲンはアミノ酸の組成としては同じものです。
お魚を煮ると煮汁がプルンプルンに固まりますね。
あと、鶏の手羽先なども同じようにプルンプルンの煮汁ができます。
これは煮こごりといわれますが、あれがコラーゲンなんですね(。_。)
煮こごりは、魚や肉の骨や皮に含まれているコラーゲンが煮汁に溶け出したもの。
ゼラチンは、このコラーゲンを加熱して精製したもの。
そして、コラーゲンよりも分子が小さくなり消化吸収が良い状態になっています。
ゼラチンをさらに細かく酵素分解したものが”コラーゲンペプチド”です。
普通にコラーゲンと書かれているものは、”コラーゲンペプチド”の事を言います。
では、ゼラチンを毎日食べると美容効果はあるのでしょうか?
とっても気になるところですね(。_。)
ゼラチンを毎日食べ続けると?
人の体を構成している成分は
- 水分60%
- たんぱく質20%
- 脂質その他20%
体を構成する成分の20%はたんぱく質で、体の細胞全体に分布しています。
さらに20%のたんぱく質のうちの約30%をコラーゲンが占めているということ。
コラーゲン=ゼラチンだったら毎日食べれば美容にも健康にもいいのでは?
という素朴な疑問が・・・
ところが、ゼラチンにはアレルギー症状があらわれる場合があるのです。
実際にゼラチンを食べ続けて、アレルギー症状が出た方や腎臓を悪くした方もあるそうです。
では気になるゼラチンアレルギーについて、見ていきたいと思います。
ゼラチンアレルギーとは?
ゼラチンは「人体にとって安全なもの」という認識から、食品や医薬品などの原料に幅広く使われてきました。
ゼラチンアレルギーが発見されるまでは、3種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)などにもゼラチンが添加されて使用されていました。
かつて、ゼラチンは、人に対してアレルゲン性を示さない物質であると考えられてきました。
しかし、1990年半ば、ワクチンに添加されたゼラチンに起因するアレルギー症例報告が、日本国内で相次ぎました。
これは、ある特定期間の乳児への3種混合ワクチンの接種スケジュールに起因する日本特有の事情によることが調査でわかっています。
1994 年ゼラチンを含有するワクチン接種(おたふく風邪、麻疹)にともない、アナフィラキシー症状を示す患者が見つかり、ゼラチンに対する IgE 抗体が見いだされたことから原因物質がゼラチンであることが判明しました。
https://www.asahi-gelatine.co.jp/pdf/gelatine_al.pdf#search=’ワクチンのゼラチンフリー’
1988年以前は、3種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)は、2歳児に接種していました。
その後ワクチンの弱毒化に成功したため、1989年からは3ヶ月~24ヶ月齢という乳幼児期に接種されたのです。
3ヶ月~24ヶ月齢での3種混合ワクチンの接種で、ゼラチンに対する抗体ができてしまい、その後にうけた麻疹・おたふく風邪の予防接種中のゼラチンに反応して、アレルギー反応がおきたのです。
重篤なアナフィラキシーショックをおこす例が相次ぎ、原因がゼラチンだとわかったのです。
1996年までにゼラチンアレルギー対策として、3種混合ワクチンからはゼラチンが使われていないそうです。
その後は、新たなワクチン接種による重篤なアレルギーは発生していないとのこと。
ですが、一度アレルギー体質になると継続して注意が必要になるので、ゼラチンは表示を奨励される食品となっています。
もう一つ注意しなければいけないのは、市販の風邪薬のカプセルにゼラチンが含まれているものがあるということ。
実際に、市販のカプセルに入った風邪薬を飲んで、アナフィラキシーを発症した例があるそうです。
その場合でも、毎日の食事で魚や肉類を食べるだけではアレルギー反応は発生しないとのこと。
なので、潜在的にゼラチンアレルギーがある人の場合は、ゼラチンを食べ続けることでゼラチンアレルギーを発症する可能性があるということですね。
ゼラチンアレルギーがあるかどうかは、血液検査をすることで、わかるそう。
アレルギー反応があっても必ず発症するかどうかはわからないようですが、知っていた方が安心ですものね。
では、ゼラチンが含まれている物についてみていきます。
ゼラチンの含まれている食品など
食品では、ゼリー・マシュマロ・グミ・ヨーグルト・ババロア等。
増粘剤・安定剤としてはクリームチーズ・ハム・ソーセージ焼肉のタレなどの加工食品に幅広く含まれています。
医療用では、錠剤・丸剤・トローチ剤・乳剤・座剤等。
さらに、薬やサプリメントなどのハードカプセルやソフトカプセルなど様々な用途に使われています。
アレルギーのある方は注意が必要ですね。
まとめ
ゼラチンやゼラチンアレルギーについてみてきました。
まとめてみますね♪
ゼラチンとコラーゲンは分子の大きさは違いますが、成分は同じアミノ酸です。
分子の大きさの順番
コラーゲン ⇒ ゼラチン ⇒ コラーゲンペプチド
コラーゲンは、煮魚や骨付きの鶏肉を煮込んだあとにできる、プルプルした煮こごりのことです。
牛・豚の皮や骨が原料の場合や、魚のウロコや皮が原料の場合が多いです。
ゼラチン
コラーゲンはそのままでは、摂りにくく消化しにくい物質です。
そのためコラーゲンを加熱・精製したものがゼラチンです。
そして、さらに消化しやすいように細かく酵素分解されたものがコラーゲンペプチドです。
商品化されたものは、ほとんどコラーゲンぺプチドの状態ということ。
ゼラチンアレルギー
100万人に10人くらいとも30人くらいとも言われています。
日本ではゼラチンを含んだワクチンを非常に小さいお子さんに接種したことである一定の年齢層に多く存在しているという現実が!
ゼラチンを食品として食べた場合は、体内で消化酵素によって分解されるのでアレルギー反応はあらわれにくといわれます。
ですが、ゼラチンを美容・健康のためある一定の量を食べ続けアレルギーを発症したり、腎臓を悪くするという方もあるようで注意が必要ですね。
最近では、アレルギー反応のでにくい植物性コラーゲンや、繭からつくるシルクコラーゲンなどがあります。
ですがやはり、動物性のコラーゲンのほうが多いです。
コラーゲンの原材料である動物にアレルギー反応がある場合には、食べない選択をするほうが安全ですね。
コラーゲン成分をゼラチンで食べてしまおうと、もくろんでいた管理人です(_□_;)!!
ですが『ある特定の食品を食べ続けるのは危険』とわかりました。
毎日の食事でコラーゲン成分を含んだ食べ物を、食べていくことが大切ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
お役にたちましたら、嬉しいです。
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