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九月の和名は「長月(ながづき)」。 その由来では、秋は夜の時間が長いことを表した「夜長月(よながづき)」が略されたという説が有力です。 また、稲刈をあらわした「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」、そして「ながつき」となったと…
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八月の和名は「葉月(はづき)」。立秋をむかえ暦の上では秋を迎えます。 「葉月(はづき)」の由来では、葉が落ちる「葉落ち月(はおちづき)」が略されたものと言う説が有力。秋をむかえ木々の紅葉がすすみ、落葉樹の葉が落ちる月からなのです。…
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七月の和名は「文月(ふづき・ふみづき)」。 その由来には諸説あり、旧暦の七月は暦の上では秋となる時期、なので稲の穂が実る意味で「穂含み月」「含み月」から「文月」なったとされる説。 また、七夕に書物を夜風にさらす風習から書物(文)…
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六月の和名は「水無月(みなづき)」。 雨の多い六月にもかかわらず、水が無い月とは?と思ってしまいますね。 「水無月(みなづき)」の由来では「無」は「ない」ではなく、連動助詞の「の」であるとされます。 さらに旧暦の六月は、現…
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五月の和名は「皐月(さつき)」。 5月は田植をする月で、早苗(さなえ)を植えることから「早苗月(さなへつき)」と呼んでいたものが、短くなったという説が有力です。 「皐月」はつつじの名前にもなっていますね。 旧暦の五月は現在の六…
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四月の和名は「卯月(うづき)」。 卯月の由来は、卯の花(ウツギの白い花)が咲くことから「卯の花月(うのはなづき)」が略されたという説が有力です。 また卯月(うづき)の由来は別にあり、卯の花(うのはな)という呼び名は、卯月(うづき…
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三月の和名は「弥生(やよい)」。 弥生の由来は、春をむかえ草木が生い茂る様子を表す、「木草(きくさ)弥(い)生(お)い茂る月」からとされます。 3月の別名には、花月(かげつ)・喜月(きげつ)・花見月 (はなみづき)・夢見月(ゆめ…
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二月の和名は「如月(きさらぎ)」。 如月(きさらぎ)は、寒さ厳しいため着物を重ねて着ることから、「着更着(きさらぎ)」という説が有力です。 立春を迎えても寒さはまだまだ本番。なので洋服(衣)を重ね着して寒さをしのぐということから…
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一月の和名は「睦月(むつき)」。 2024年令和6年の干支は甲辰(きのえたつ)、辰(たつ)年になります。 「辰」は「振」、ふるう・ととのうの意味で、草木が盛んに成長し形が整った様子をあらわすといわれます。 相場の格言では辰…
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『三隣亡(さんりんぼう)』は建築関係の行事には大凶日。 この日に建築関係の行事、棟上げや普請始め、柱立てを行うと、火災を起こし三隣の近所まで滅ぼすと言われます。 江戸時代には、「屋立てよし」「蔵立てよし」という吉日だったとされる…