師走の由来では、師は僧侶のことで「師(僧侶)がお経をあげるために、走り回るほど忙しい」からと言う説が一般的。
師が忙しく西に東に馳せる月「師馳す(しはす)」から「師走(しわす)」になったといわれます。
本当に同じ1か月で31日なの、ですが、12月は特別に忙しく感じてしまうもの。
そんな12月の暦についてみていきたいと思います。
2021年12月の十二直・二十八宿をカレンダー一覧にしてみました。
2021年令和3年12月の十二直・二十八宿カレンダー一覧
こちらの十二直・二十八宿カレンダー一覧では干支や三隣亡、不成就日、六曜(大安・友引など)十二直や二十八宿、下段も、記載しています。
そして次のようにわかりやすく記載してみました。
◎天赦日
◎一粒万倍日
〇大安
〇寅の日
×不成就日
×三隣亡
また、おすすめの度合いを★の数であらわしています。
- ・寅の日:★★
- ・天赦日:☆☆
- ・一粒万倍日:★★
- ・大安:★★
- ・十二直・二十八宿の吉日:★★
- ・下段の吉日:★★
より良い日を選ぶために、次の日は★をつけていません。
- ・不成就日(何事も成就しないとされる日)
- ・三隣亡(建築関係の凶日ですが、婚礼は家庭を築く意味から避けた方が無難な日)
- ・●黒日(下段:特別の大凶日。葬儀だけは妨げなし)
- ・十し(下段:十死日と書き十はことごとくの意味。婚礼・葬儀は特に大凶)
- ・ぶく日(下段:吉事も凶事も繰り返す。婚礼葬儀に特に凶)
- ・ぢう日(下段:ぶく日と同じ意味)
- ・めつもん(下段:大悪日で何事も成就しないという日)
2021年12月1日の暦
12月1日(水曜日)
干支:癸未(みずのとひつじ)
九星:五黄
行事:映画の日・鉄の記念日・歳末助け合い運動・世界エイズデー
×赤口
〇なる(成)
〇壁(へき)
〇天おん
★★★★★★
2021年12月2日の暦
12月2日(木曜日)
干支:甲申(きのえさる)
九星:四緑
行事:
×不成就日
△先勝(午後は凶)
×おさん(納)
〇奎(けい)
×●黒日
2021年12月3日の暦
12月3日(金曜日)
干支:乙酉(きのととり)
九星:三碧
行事:秩父夜祭・障害者週間
◎一粒万倍日
△友引
〇ひらく(開)
〇婁(ろう)
×十し
2021年12月4日の暦
12月4日(土曜日)
干支:丙戌(ひのえいぬ)
九星:二黒
行事:新月:16時43分・人権週間
◎一粒万倍日
〇大安
×とづ(閉)
〇胃(い)
×五む日
★★★★★★
2021年12月5日の暦
12月5日(日曜日)
干支:丁亥(ひのとい)
九星:一白
行事:納めの水天宮
×三隣亡
×赤口
〇たつ(建)
〇昴(ぼう)
〇大みゃう
2021年12月6日の暦
12月6日(月曜日)
干支:戊子(つちのえね)
九星:九紫
行事:小田原秋葉権現火防祭
△先勝(午後は凶)
×のぞく(除)
〇畢(ひつ)
×くゑ日
★★
2021年12月7日の暦
12月7日(火曜日)
干支:己丑(つちのとうし)
九星:八白
行事:大雪
△友引
×のぞく(除)
×觜(し)
2021年12月8日の暦
12月8日(水曜日)
干支:庚寅(かのえとら)
九星:七赤
行事:針供養・納めの薬師
〇寅の日
×不成就日
×三隣亡
△先負(午後は大吉)
〇みつ(満)
〇参(しん)
×きこ
2021年12月9日の暦
12月9日(木曜日)
干支:辛卯(かのとう)
九星:六白
行事:皇后誕生日
×仏滅
〇たいら(平)
〇井(せい)
×●黒日
2021年12月10日の暦
12月10日(金曜日)
干支:壬辰(みずのえたつ)
九星:五黄
行事:世界人権デー・納めの金毘羅・大宮氷川神社大湯祭
〇大安
〇さだん(定)
〇鬼(き)
〇大みゃう
★★★★★★★★
2021年12月11日の暦
12月11日(土曜日)
干支:癸巳(みずのとみ)
九星:四緑
行事:岡山最上稲荷火焚祭
×赤口
〇とる(執)
×柳(りゅう)
×十し
2021年12月12日の暦
12月12日(日曜日)
干支:甲午(きのえうま)
九星:三碧
行事:
△先勝(午後は凶)
×やぶる(破)
×星(せい)
×ちいみ
2021年12月13日の暦
12月13日(月曜日)
干支:乙未(きのとひつじ)
九星:二黒
行事:
△友引
×あやぶ(危)
〇張(ちょう)
〇大みゃう
★★★★
2021年12月14日の暦
12月14日(火曜日)
干支:丙申(ひのえさる)
九星:一白
行事:東京高輪泉岳寺義士祭
△先負(午後は大吉)
〇なる(成)
×翼(よく)
〇母倉
★★★★
2021年12月15日の暦
12月15日(水曜日)
干支:丁酉(ひのととり)
九星:九紫
行事:東京世田谷ボロ市・年賀郵便特別扱い
×仏滅
×おさん(納)
〇軫(しん)
〇神よし
★★★★
2021年12月16日の暦
12月16日(木曜日)
干支:戊戌(つちのえいぬ)
九星:八白
行事:
×不成就日
〇大安
〇ひらく(開)
〇角(かく)
2021年12月17日の暦
12月17日(金曜日)
干支:己亥(つちのとい)
九星:七赤
行事:東京浅草観音歳の市・伊勢神宮月次祭・奈良春日大社若宮おん祭
◎一粒万倍日
×赤口
×とづ(閉)
〇亢(こう)
×ぢう日
2021年12月18日の暦
12月18日(土曜日)
干支:庚子(かのえね)
九星:六白
行事:納めの観音
◎一粒万倍日
△先勝(午後は凶)
〇たつ(建)
〇氐(てい)
★★★★★★
2021年12月19日の暦
12月19日(日曜日)
干支:辛丑(かのとうし)
九星:五黄
行事:満月:13時36分
△友引
×のぞく(除)
〇房(ぼう)
×五む日
★★
2021年12月20日の暦
12月20日(月曜日)
干支:壬寅(みずのえとら)
九星:四緑
行事:
〇寅の日
×三隣亡
△先負(午後は大吉)
〇みつ(満)
×心(しん)
〇大みゃう
2021年12月21日の暦
12月21日(火曜日)
干支:癸卯(みずのとう)
九星:三碧
行事:納めの大師
×仏滅
〇たいら(平)
〇尾(び)
×●黒日
2021年12月22日の暦
12月22日(水曜日)
干支:甲辰(きのえたつ)
九星:二黒
行事:冬至・ゆず湯
〇大安
〇さだん(定)
×箕(き)
〇大みゃう
★★★★★★
2021年12月23日の暦
12月23日(木曜日)
干支:乙巳(きのとみ)
九星:一白
行事:
×赤口
〇とる(執)
〇斗(と)
×十し
2021年12月24日の暦
12月24日(金曜日)
干支:丙午(ひのえうま)
九星:九紫
行事:クリスマス・イブ・納めの地蔵
×不成就日
×先勝(午後は凶)
×やぶる(破)
〇牛(ぎゅう)
〇大みゃう
2021年12月25日の暦
12月25日(土曜日)
干支:丁未(ひのとひつじ)
九星:八白
行事:クリスマス・終い天神
△友引
×あやぶ(危)
×女(じょ)
〇神よし
★★
2021年12月26日の暦
12月26日(日曜日)
干支:戊申(つちのえさる)
九星:七赤
行事:
△先負(午後は大吉)
〇なる(成)
×虚(きょ)
〇母倉
★★★★
2021年12月27日の暦
12月27日(月曜日)
干支:己酉(つちのととり)
九星:六白
行事:
×仏滅
×おさん(納)
×危(き)
〇百事吉
★★
2021年12月28日の暦
12月28日(火曜日)
干支:庚戌(かのえいぬ)
九星:五黄
行事:官庁御用納め・納めの不動
〇大安
〇ひらく(開)
〇室(しつ)
〇大みゃう
★★★★★★★★
2021年12月29日の暦
12月29日(水曜日)
干支:辛亥(かのとい)
九星:四緑
行事:
◎一粒万倍日
×赤口
×とづ(閉)
〇壁(へき)
〇大みゃう
★★★★★★
2021年12月30日の暦
12月30日(木曜日)
干支:壬子(みずのえね)
九星:三碧
行事:
◎一粒万倍日
△先勝(午後は凶)
〇たつ(建)
〇奎(けい)
×くゑ日
★★★★★★
2021年12月31日の暦
12月31日(金曜日)
干支:癸丑(みずのとうし)
九星:二黒
行事:大はらい・年越し・除夜の鐘・男鹿なまはげ・出羽三山松例祭
△友引
×のぞく(除)
〇婁(ろう)
〇天おん
★★★★
2021年12月で縁起の良い日ベスト2
NO.1 12月28日(火曜日)大安吉日
12月28日(火曜日)
干支:庚戌(かのえいぬ)
九星:五黄
行事:官庁御用納め・納めの不動
〇大安
〇ひらく(開)
〇室(しつ)
〇大みゃう
★★★★★★★★
大安吉日です。
婚礼や結納、入籍などのお喜び事に、開店開業や新規のこと始めにも、よろずよしの縁起の良い日です。
十二直のひらく(開)には、開くの示すように、開き通じるという意味があります。
建築関係の行事や、婚礼や開店などすべてに吉とされますが、葬送の儀などの不浄事に用いるのは凶となります。
二十八宿の室(しつ)には、婚礼や結納、入籍などのお祝い事や祈願を始めること神仏祭祀などによろずよしの意味があります。
下段の大みゃうは、大明日と書きます。
太陽の光がすみずみまで照らす意味があり、建築関係の行事や移転、旅行や開店開業、婚礼など吉事善事に用いると大吉の日です。
どこにも悪い意味がない大安吉日です。
NO.2 12月10日(金)大安吉日
12月10日(金)
干支:壬辰(みずのえたつ)
九星:五黄
行事:世界人権デー・納めの金毘羅・大宮氷川神社大湯祭
〇大安
〇さだん(定)
〇鬼(き)
〇大みゃう
★★★★★★★★
大安吉日ですが、婚礼には用いないのが無難の日です。
十二直のさだん(定)は、定まるの示すように「善悪定まってとどまる日」とされます。
建築関係の行事や移転、婚礼や開店開業、種まきなどに良い日。
二十八宿の鬼(き)は、大吉日でお祝い事に良い日ですが、婚礼のみ凶となっています。
下段の大みゃうは、大明日と書き、太陽の光がすみずみまで照らす意味があります。
建築関係の行事や移転、旅行や開店、婚礼など吉事善事に用いると大吉の日です。
最後までご覧いただきありがとうございました。